• ホーム
  • 年代別に見る血圧の正常値とは?

年代別に見る血圧の正常値とは?

年代別に血圧の正常値の目安があることを知っている人は少ないと考えられます。
普段の生活の中で自分の血圧を意識して暮らしている人はほとんどいません。
血圧というと病院や薬局を思い浮かべる人は多いのが現状です。
高血圧の人が多い年代こそより注意をしましょう。
高血圧の基準は世界保健機構WHOなどで定められた基準もありますが、日本の場合には5年ごとに見直されていて最新の高血圧の基準は2014年に改訂された日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」が基準になっていると言われています。
血圧の段階は6段階に区分されています。
理想の血圧は上が119以下で下が79以上で一般には至適血圧といわれています。
正常値は上が120~129で下が80~84、正常高値が上が130~139で下が85~89となっており、家庭で測定した場合には上が125未満で下が80未満であると正常値であると言われています。

至適血圧は今のストレス社会では若い人でも生活習慣が大きく変わったこともあって少なくなってきています。
至適血圧を保つためには決まった時間に食事を食べて、十分な睡眠時間をとることがいいのですが今の時代では難しい状況です。

高血圧も一度高血圧とニ度高血圧と三度高血圧の3種類に区分されています。
一度高血圧は上が140~159、下が90~99の血圧を示しており、ニ度高血圧は上が160~179、下が100~109の血圧を示しています。
三度高血圧は上が180以上で下が110以上の血圧を示しています。
家庭血圧は上が135以上で下が85以上のものを高血圧といっています。
血圧の正常値は年代によっても異なっており、男性の場合は30代では上が124で下が79、40代では上が130で下が84、50代では上が138で下が85、60代では上が142で下が84、70代では上が146で下が80までが正常値といわれています。
正常値の割合は加齢とともに減少しており、30代では85%が正常値だったのに対して70代では19%までに減少しています。

女性の場合には30代では上が114下が71、40代では上が123で下が77、50代では上が133で下が77、60代では上が140で下が82、70代では上が145で下が79までが正常値といわれています。
男女によってなぜこのように違いが出てくるのか分かっていませんが、まだ詳しいことは解明されていないのが実情です。
女性の方がストレスに強くて発散するのも男性が飲酒などでストレスを発散しているに比べて女性の方が健康的な発散方法をしているからだと考えられています。

高血圧の人が多い年代こそより注意

高血圧は年齢が高くなるにしたがって割合が増えていますが、男性の方が女性と比べて高血圧になる確率が高くなっています。
高血圧も40代になると3人に1人の割合になってきますが、食生活を見直して継続していくことで正常値に近づけていくことができます。

60代になるとニ度高血圧や三度高血圧の割合が増えてくるので降圧剤などで調整する方が増えてきます。
降圧剤を服用している人の正常値は一般の人とは目的が異なり正常値に近づけることが目的になります。
これについても男性と女性では異なっています。
30代の男性では148~93であるのに対して女性は115~77となっており、女性の場合は至適血圧とほとんど変わらない状態になっています。
40代の男性では150~94であるのに対して女性では144~88となっています。
50代の男性では150~92であるのに対して女性は147~89となっています。
60代の男性では150~87であるのに対して女性では150~85となっており大きな差は出ていません。
70代でも男性では152~81であるのに対して女性は151~80というようになっているため60代以上では大きな差は出ていません。
降圧剤を服用する目的は血圧を一度高血圧まで下げることができることが確認されていますので、自分の血圧に関心をもって日常的に血圧の変化に早く気が付くことでより効果を実感することができます。